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低反発枕のメリットとデメリットについて

まここんにちは!まこです。
低反発の枕は機能性枕としても多く開発されています。問題解決能力が高く、評価が高いことは事実なのですが、当然のことながらメリットばかりではありません。そこで今回は、低反発枕の具体的なメリット、デメリットを紹介します。是非、参考にしてみてください。


低反発枕のメリット(その1):心地よいフィット感とホールド感

低反発枕01
低反発枕は、文字通り低反発であるがゆえ、高反発な枕とは異なり、肩・首・頭を包み込むようにその形を柔軟に変化させ全体を支えてくれます。高反発枕とは、比べ物にならないほどのフィット感があるのは、こうした柔軟性のためです。

また、沈み込んでなじむため、ホールド感も高いです。ホールドされているということは、それだけ安定していることでもあり、自分にあった最適かつ快適なベストポジションを探しやすく、かつそれが見つかれば保つことも容易です。従って、快眠できるポジションを維持し続けることが簡単になります。



低反発枕のメリット(その2):肩や首の筋肉の緊張が緩む

良い目覚め
肩から頭にの身体に沿った形で、変形しホールドするので、支えるための力が一点に集中することなく平均的に分散されます。高反発枕の場合は、どうしても支える点が少なくなるためどうしても筋肉に偏った力が加わりやすくなります。

こうした状況が続くと、翌朝の目覚めのときに肩が凝っていたり、首筋が張っていたりとした症状が現れる場合が多く成ります。従って、低反発枕は、寝ている間の筋肉の緊張が解れ、リラックスした状態が続きやすくなるため、疲れがとれやすくなります。
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低反発枕のデメリット(その1):素材の品質に大きく影響される

低反発枕02
低反発枕は、使われている素材の影響が大きくなります。価格としては2,000円程度のものから数万円のものまで様々です。素材の特性上、当然に低価格なほど、劣化が早いため期待される性能を維持できる期間も短くなります。

また、一般的にウレタンが使用されているのですが、素材自体を洗濯することができないため、枕カバーが必須となります。いずれにせよ、期待される効果を確実に体感したいのであれば、ある程度の価格の枕を選ぶ必要があります。

低反発枕のデメリット(その2):場合によっては寝返りがしにくい

寝返り
低反枕は、フィット感、ホールド感がメリットであることは上述した通りなのです。つまり安定感があって筋肉もリラックスしやすい特徴があります。しかし、こうした安定感は逆の見方をすれば動きにくいってことになります。要するに、場合によっては安定し過ぎるがゆえ、寝返りをしにくい、打ちにくい状態にもなります。

しかし、現在の機能性枕は、こうした弱点を克服するための機能も盛り込まれている製品がほとんどであるため、デメリットではあるものの、それ程心配する必要もなさそうです。