睡眠で悩む人が増加している!短すぎる睡眠は糖尿病も心配
こんにちは!まこです。
睡眠不足は糖尿病にも影響することが分かって来ています。しかしながら、睡眠について深く考えたことがある人は少ないのが現実です。人生の三分の一は睡眠なので、手遅れになる前に自分の睡眠についてしっかりと考えておきたいものです。
睡眠に関する厚生労働省の調査
厚生労働省の健康局健康課が毎年実施している「平成28年 国民健康・栄養調査」によると、成人(20~50歳代)で「睡眠で休養が十分にとれていない」と答えている人が20%を超えています。何となく睡眠に関し不安を感じている人を含めれば、その数は相当になると推測できます。
こうした原因には様々なものが想定されますが、単純に睡眠時間が短いだけでなく、ストレスやその他の外的な要素の影響により、睡眠の質そのものが低下しているためと考えられます。
睡眠は人生の三分の一を占めている
睡眠の効果、睡眠不足の影響は自分で感じることができるものだけではありません。人間の身体は、眠っている間に様々なメンテナンスをしています。睡眠は、単に筋肉疲労の回復だけでなく、脳内における記憶、免疫力の維持など実に様々な管理を行っています。睡眠が充分でないと、気づかないうちに身体の内側から老化や劣化、不調が進行してしまいます。
人は、人生の三分の一を眠って過ごします。従って、睡眠の質が低下したり、充分な睡眠が確保できない状態が継続するとでいると、生活全体に影響が出ることがお分かりになると思います。しかし、逆の考え方をすれば、睡眠の質を改善させることにより、生活の質を向上させることができるといえます。
寝不足は糖尿病発症の確率が高くなる
これによれば、睡眠時間が4時間の場合は、8時間程度の人に比べ、インスリンの感受性が20~25%低下すると結論付けられています。つまり、血糖値が正常であっても、睡眠不足によってインスリンの感受性が低下し身体へ悪影響を及ぼすとされています。
こうした研究により、今まで考えられていた以上に短い睡眠時間は、体の代謝調節機能等に悪影響をもたらすことが分かって来ています。睡眠は質も時間も大切であることが分かります。